この記事は、2024年8月16日に無料メールマガジンで配信されたものです。
こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。
8月16日配信ですが、
2024年8月14日時点での情報で
あることをご了承ください。
株式市場は落ち着きを取り戻した
と言ってよさそうですね。
弱気相場入りにならなくてよかった
というのが率直な感想ですが、
日銀が今後も利上げをするという
姿勢は変わりがないので、
日銀の金融政策には
引き続き注目していきましょう。
今日は本の紹介をしたいと思います。
『2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの 株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書』
窪田真之著
楽天証券経済研究所 所長兼チーフ・ストラテジスト窪田真之さんの本です。
窪田さんは、日本株のファンドマネージャー
として25年間2000億円以上の
ファンドを動かして、
TOPIXを大幅に上回る
パフォーマンスを上げてきた方です。
本書では、
「小型株でテンバガー(10倍株)
を狙うならチャートを見る必要がある」
と書いてあります。
私も業績や割安な銘柄を見つけて
投資をしていますが、
売買タイミングは
チャートを見て判断をしています。
小型株は、市場から注目された時は
急激に株価が上昇しますが、
成長ストーリーが終われば
あっという間に株価は下落します。
そのために本書では、
どのように売買判断を
すれば良いかについて、
一問一答形式で書かれていて
非常に勉強になる本です。
例えば、株価が下がってきた時
一時的な調整なのか、
それとも売りサインの下げなのか
と判断に迷うことはありませんか?
本書はそういった迷ったときに
何を見ればよいのかが分かるのです。
・出来高の増減
・移動平均線の向き
・ロウソク足の形
・上値と下値の抵抗線となっている株価
これらを一緒に見ることで、
売買判断ができます。
さらに、チャートは完全ではないので、
必ずしもその通りにならない
ということも書かれています。
その通りにならなかった時は、
すぐに損切りするべきということも、
共感ポイントでした。
チャートは意味がない
という意見もありますが、
私はこの本のように
チャートを補助的に使っていますし、
成長株投資には非常に役立ちます。
この判断ができるようになれば、
すぐに売ってしまって
利益がなかなか取れない、
売買の判断がわからない
と言った悩みを
解消できると思います。
もし、このようなお悩みがあれば
役立つと思いますし、すでに分かっている
場合でも答え合わせになるので
おススメです。
よければ夏休みに読んでみてください。
『2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの 株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書』
それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。