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株式投資あるある失敗談!成行売りで気をつけたいリスク管理とは?

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こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。決算ラッシュが一巡し、6月は四季報夏号が発売されますね。決算直後は大きく株価が動きます。私は、今回の決算で成行注文で売却したら当初売却したい価格より大幅に安い株価で売却されてしまいました。よくある失敗ですが、成行注文についてメリットデメリットをお伝えしながら、決算直後の株取引で気をつけるべきリスク管理についてもお話します。

成行注文とは?メリット・デメリットも

まず、成行注文とは、いくらでもいいから売りたい、買いたい場合に出す注文方法です。反対に、こちらが指定した株価で注文を出す注文方法は、指値注文と言います。ちなみに私は、買うときと、利益確定のときは指値注文を使っています。経験上、やはり成行注文より指値注文の方が自分の買いたい株価、売りたい株価で取引できると感じています。

成行注文のメリットとデメリットは?

成行注文は必ず売買することができるので、買うときは、買えないという機会損失を防ぐことができることがメリットです。指値注文だと希望した株価で買えない、売れないことがあるので、買えずに株価が上がってしまった、売りたい価格で売れずもっと下がってしまったいうことがあります。一方で、思ったより高い株価で買ってしまった、安い株価で売ってしまったということがデメリットになります。

成行注文を使いたいのは損切りのとき 一方でリスク管理もしっかりと!

成行注文をするのは、私は、損切りのときのみです。なぜ損切りのときに成行注文を使うのかと言うと、買うときに決めた損切り株価に達したとき、その株価で売却できないでさらに株価が下落してしまうことを防ぐためです。

ただ、決算直後で大きく株価が動くときは、成行注文だと思った以上に下がったところで約定してしまうこともあります。

先日私がやってしまった失敗として、当初の14%程度で損切りする予定だったのに、決算直後に売りが殺到して、買った株価から24%も下落したところで約定してしまいました。

だからと言って、指値注文だと少しでも高い株価で売りたいという気持ちが働くので、おそらく約定しません。経験上、約定しなかったこともありますし、売ることを躊ちょして、損切りを先延ばしにしがちです。ですから、損切りのときは必ず逆指値の成行注文(指定した価格に下がったら成行注文が発動する)にしています。

思ったより安い株価で約定してしまうことの対策は、

・1日で、約30%程度下落することがあるのでそのことも想定しながら取引すること

・自分の許容範囲以上の金額を投資しないようにすること

です。過去には、注文を出した当日に約定せず、翌日にさらに下落したところで約定したという経験もあります。

私の失敗談が満載のKindle本、『失敗は財産!株式投資がうまくいかないと思った時にやってはいけないこと&やるべきこと全15選』ご興味ある方は読んでみてくださいね。

こんなに失敗しても株を続けられているのは、株が楽しいからというのもありますが、失敗が財産となっているからです。