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急落する株、急上昇する金利!金利の基本と株価への影響

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この記事は、2023年9月29日に無料メールマガジンで配信したものです。

%name%さん、こんにちは。
株好きFPのかたやま りえです。

アメリカ株、日本株ともに
下落が続いていますね。
日経平均も3万1000円台まで
下落してしまいました。
今日は、その下落の一因とされる
金利についてお話しますね。

まず、金利には主に2種類あります。

・短期金利(満期1年未満の金利)
・長期金利(満期1年以上の金利)

があります。

短期金利は、アメリカだと中央銀行であるFRB、
日本では日銀が設定します。
そのため、これを「政策金利」とも呼びます。
この短期金利が上がると、
長期金利も上がります。
それが個人の住宅ローンや
企業の借入金利に影響を与えます。

長期金利は満期1年以上の
金利のことですが、
長期金利と言えば
10年金利と言われています。

20日に行われたFOMC
(連邦公開市場委員会)で
FRBは政策金利を据え置きましたが、
2024年の利下げの回数予定を
4回から2回にする予定である
ことも発表し、長期的に高い
金利水準を維持するということも
示唆しました。

長期的に高い水準を維持ということから
長期金利の代表である10年金利が
連日上昇、9月28日には一時16年ぶり
高水準4.68%となりました。
その後は4.5%後半に落着きました。

急な金利の動きは、
市場が驚いて株価に大きな影響を与えます。
理想的には、金利が緩やかに上昇することが
望まれます。
ただ、現状では景気が強いとされているため、
急な金利上昇が起こっています。

悪い景気指標もあるものの、
やはりまだ景気は強いという認識
だと思います。

金利の動きは、株価に大きな影響を持つので
日々チェックするようにしてくださいね。

もっと金利について知りたい方は、

『改訂版 金利を見れば投資はうまくいく』
という本がおススメです。

現在Kindle Unlimited対象なので、
未加入の方は月980円支払った方が
おトクに読むことができます。
Kindle Unlimited

先週お伝えした4つの相場サイクルの
理解も深まると思います。
それでは、よい週末をお過ごしくださいね。