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暴落時に慌てない3つの鉄則

Freeメルマガ記事

この記事は、2023年9月22日に無料メールマガジンで配信したものです。

%name%さん、こんにちは。

株好きFPのかたやま りえです。

読者さんから、暴落時の対処法を知りたい

というリクエストをいただきました。

Kindleの新刊で読みたいという

リクエストでしたが、まずは基本的なことを

こちらで回答しますね。

リクエストありがとうございます。

暴落時の鉄則3つ

私が初めて暴落を経験したのは、

2020年のコロナショックです。

全ての銘柄で毎日売り注文が殺到し

すぐに値がつかなかったことや、

原油がマイナスになり、

株の怖さを身をもって感じました。

この経験から気をつけている3つとは、

①売買ルールの徹底

②今の相場サイクルを把握

③上昇し始めてから買う

です。

順番に解説しますね。

①売買ルールの徹底

①の売買ルールは、自分の取引ルールを

徹底することです。

私は必ず株を買うとき、

50%以上上昇余地がある銘柄を選び、

損切りは、買値から10~15%程度

マイナスの水準で決めています。

同時に、失ってもいい金額も決めます。

そうすると買える株数も決まってきます。

少し面倒だと思いますが、

常に成行売りの逆指値注文を入れておきます。

これをするだけで、暴落にはほぼ対処できます。

「当たり前のことをできるか」

というシンプルな考えです。

私も塩漬けにしてにしてしまった

経験はあるので、難しいという

お気持ちは分かります。

でも、長く株を続ける、

資産形成のためには

これを徹底するに尽きると

感じています。

とは言っても、これだけでは

恐怖感はありますよね。

他にも知識、考え方が暴落から

%name%さんの身を守って

くれますので、次の②が役立ちます。

②今の相場サイクルを把握

②の今の相場サイクルを把握

についてです。

世界経済の中心である米国を始めとする

経済状況を把握することで、

なぜ株が上昇しているのか、

下落しているのかが分かります。

このことが分かると、

今はリスクを取ってもいい時期か、

リスクを取らない方がいい時期か

どちらなのか分かります。

基本的に相場サイクルは、

・金融相場

・業績相場

・逆業績相場

・逆金融相場

の4つのサイクルを繰り返します。

日本は金融緩和を継続していて

比較的業績もいいです。

今の日本は金融相場かもしれませんが、

少しずつ利上げに舵を取る方向に

動いているので、業績相場に入るかも

という位置づけかと考えられます。

アメリカは金融引き締めをしているので、

逆金融相場から逆業績相場に入る当たりかと

考えられます。

私はこのようなことを全くわからないまま

投資をしてきたのでずいぶん

痛い目に遭いました。

また、今は日経平均は上昇基調ですが

米国金利が上昇している影響で

成長株であるグロース市場は

低迷しています。

なので、今は無理をしないことを

優先しています。

③上昇し始めてから買う

最後③の上昇し出してから買う

についてです。

相場の格言に

「落ちてくるナイフをつかむな」

というものがあります。

日経平均コロナショックチャート

上の画像は、日経平均の日足チャートで

大きく下落しているところは

2020年2月から3月の

コロナショックの時です。

この間は個別銘柄も同じように

下落して、気になっていた銘柄が

押し目まで下がったから

買ってみようと思いがちですが、

このようなときは

移動平均線も役立ちません。

完全に下がりきって

移動平均線の上に株価が

上がってきたところから少しずつ

買えばいいのです。

まとめ

コロナショックでは、

私自身損切りし損ねた銘柄も

ありましたし、

経済サイクルに関しても

今より理解が浅かったし、

落ちるナイフも掴んでしまいました。

その経験から、

①売買ルールの徹底

②今の相場サイクルを把握

③上昇し始めてから買う

必ずこの3つを徹底しています。

長く株を続けるには、

常に取引する必要はないけど、

常に相場観を知ることが大切です。

取り上げて欲しい話題、

ご質問など、お気軽にご連絡

お待ちしています。

それでは、よい週末をお過ごしくださいね。