この記事は、2025年7月4日に無料メールマガジンで配信したものです。
こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。
あっという間に7月ですね。1年の半分が終わりました。今日は、アメリカの「相互関税」が保有株に影響したというお話です。
アメリカは自国の貿易赤字を減らし、海外依存を減らしたいという意向で2025年4月、トランプ大統領は「相互関税」を発表しました。これは、日本からアメリカへの輸出品に一律10%かかっていた関税を、24%に引き上げるという内容です。
現在は、日米交渉のため、24%への引き上げが90日間だけ一時停止されています。その期限が、あと5日後の7月9日にやってきます。交渉がまとまらなければ、関税が大幅に上がる可能性があるため、今後の動きに注目が集まっています。
しかし、日本車や自動車部品には既に高い関税(27.5%)がかかっていて、今後さらに上がるかどうかは交渉次第となります。
このような不透明感のある中で日経平均株価は順調に推移しています。
私は、自動車企業取引の多い企業の株を保有しています。業績も順調だったのでその会社の株を買ったのですが、今回の影響で業績の下方修正を発表しました。もしかしたら、業績に影響があるかなと懸念はしていたものの現実になったことで、企業への影響の大きさを実感しました。
日本株は順調に推移していますが、注意も必要であること、銘柄によっては業績に大きく影響があるということに気をつけてくださいね。
毎日暑い日が続きますのでお身体にお気をつけてステキな週末をお過ごしくださいね。