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強い米国経済で株価下落!?株安の背景と保有株のリスク管理術

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この記事は、2024年4月5日に無料メールマガジンで配信したものです。

こんにちは、株好きFPのかたやまりえです。

新年度が始まり、桜も咲き始め、

春らしくなってきましたね。

しかし、今週の日経平均は4万円を割り込み、

落ち着かない相場になってしまいました。

今回は、なぜこのような動きが見られるのか、

そしてご自身の保有株について

どう管理すべきかについてお話しします。

強いアメリカ経済で遠のく利下げ時期

まず、株価が下落している主な理由は、

アメリカの景気が依然として強いため、

利下げの可能性が遠のき始めたことにあります。

毎月月初には、ISM製造業景気指数

という経済指標が発表されます。

これは、米国製造業の景況感を、

約350社の購買担当者役員の

アンケートをもとに示す指標です。

好不況の目安は50と言われています。

今回の結果は50.3で、50を超えるのは

2022年10月以来のことで、

景気がまだ強いと判断されました。

さらに、3日に発表された

ADP雇用統計も強い結果でした。

これは雇用の増減を見て

景気の良し悪しを確認する指標です。

アメリカの雇用は、日本に比べて流動的

(解雇が多く失業者が出やすい)なので、

雇用の増減で景気の方向性を見ます。

雇用が増加していると景気が良い状態、

雇用が減少していると景気が悪い状態

となります。

この結果も、予想より強い数値で

雇用が増加している、

つまり景気が強い状態

と受け取られました。

そこで、これまで米国経済は

景気後退に向かっているので、

アメリカの政策金利を年内に下げる

という FRB の見方から、

まだ景気が強いので、

利下げ時期を遅らせる

という観測が出てきたのです。

これに市場はがっかりしてしまい、

株価が下落しているという状況です。

株価が暴落したとき保有株の管理はどうする?

では、株価が大きく下がる時、

保有株はどうしたらいいのでしょうか?

対処法は常に一緒です。

まず、自分の買値から7~8%、

最大でも10%下がったら

損切りを行うことが重要です。

逆指値注文を常に設定しておきましょう。

含み益がある場合も

売却ルールを決めておきます。

対策は2つです。

1つ目はトレーリングストップを活用します。

買値から10%上昇したら、

買値を逆指値に設定し、

20%上昇したら、買値からプラス10%で

逆指値に設定します。

もうひとつは、

25日移動平均線を下回ったら売却する

という方法もあります。

このように対策を取ることで、

リスク管理が可能です。

「せっかく含み益があったのに…」

と感じるかもしれませんが、

この感情は常に起こり得ます。

「また上昇した時に買い直せばいい」

という考えを持ち、

淡々と取り組むことが大切です。

利下げ観測の後退からの株安、

リスク管理はいつも決めたルールで決済する

というお話でした。

では、ステキな週末をお過ごしくださいね。