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【有料メルマガの試し読み】焼肉界を支える無煙ロースターメーカーSHINPO(5903)定性分析

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この記事は、2023年7月3日に有料メールマガジンfoomiiで配信した記事を抜粋したものです。

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株好きFPかたやま りえの株式投資&ときどきマネーの話

おはようございます。

◆指標振り返り

28日 日銀金融政策決定会合は、 報道にもあった通り、 現在のYCC(イールドカーブコントロール) の修正を決めました。現在の上限は0.5%ですが、 0.5%を目途に1%程度の上昇までを 上限とすると発表がありました。

先週までは、現状維持の見方も あったのに、今回の報道で 日経平均は一時は800円を超す 下落で、ボラティリティは かなり大きくなりましたが 終値は32759.23円、前日比 -131.93円 、 -0.40% で終わりました。

YCC(イールドカーブコントロール)とは、 長短金利操作のことです。 まずイールドカーブとは、 残存年限(国債の満期までの期間) ごとの金利をつなげた曲線のことです。

・イールドカーブ参照 https://www.daiwa.jp/glossary/YST0048.html

通常、短期金利(1年債)は 中央銀行が決めますが、 2年位以上の長期債は 経済成長率や物価上昇率、 需給で決まります。 ところが、日本は大規模金融緩和 政策のひとつでYCCを 2016年から導入しました。 日銀が国債を購入することで 利回りを0.2%を超えないように コントロールしてきたのです。

2022年12月に黒田前総裁が、 YCCの上限を0.2%から0.5% にしたことは 記憶に新しいと思います。 長らく上昇しなかった 日本の物価が上昇し始めた からです。

今回は、0.5%を目途に 1%程度の上昇までを上限とする ことで、過度なインフレを抑えて 物価の安定させたい ということです。 また、今回の会合で2023年度の 消費者物価指数の見通しを 1.8%から2.5%に上方修正しました。

安定した物価目標達成には、 まだ距離があると述べていますが、 金融緩和の終了には少しずつ 向かっているようにも感じます。 なお、政策金利はマイナス0.1% のままです。

注目度か高くなっていますので 必ず確認するようにしましょう。

◆SHINPO(5903)定性分析

今日は無煙ロースターシェア8割 のSHINPO(5903)の定性分析です。

*現在の株価状況 7月28日現在、週足チャートで26週移動平均線 のところで止まっている状態です。 調整で再び13週移動平均線の上に出てくる といいなという状態です。

1295円200株保有

目標株価は、2000円。

損切りは、1120円 を予定しています。

もう少し早い段階で買いたかったのですが、 タイミングを逃しました。 それでもエントリーしたのは、 6月の四季報で来期2024年6月 も上振れていたためです。

*成長性

1株当たり純利益ベースの 年平均成長率(CAGR)は 2021年~2024年で13.5%で、 超成長株ではないけど、 着実に成長しています。

*割安度

現在PERは、 1260円÷132.5円=9.5倍 で、かなりの割安な状況です。 PER15~20倍弱あたりまで 上昇余地があります。

*財務・収益性

202206現在 自己資本比率79.6% 営業CF(キャッシュフロー)プラス 投資CF マイナス 財務CF マイナス ROE9.7% 全く問題ない安全な財務体質です。 ROEは2023年は11.3% を予定しています。

*事業内容とビジネスモデル

無煙ロースター専業メーカーで 国内シェア約8割(四季報情報、HPには6割) を占めています。 ・製品(無煙ロースター本体)33.4% ・部材品(ロストル、焼網、セラミック炭等)15.8% ・据え付け工事(無煙ロースターの トータルシステム設計と据付工事)27.1% ・その他内装工事(焼肉店の内装工事)17.8% ・商品焼肉店関連商品(ロストル、 焼網用の洗浄機等)4.2% ・アミ洗浄1.7% これらを受注、販売することが 収益になります。 ロストルとは、焼き網の下にある 部品のことのようです。 焼肉きんぐや、和民グループの焼肉店、 焼肉ライクなど、多くのチェーン店が 同社の製品を導入しています。

*強み

1.焼肉店のトータルサポートができている ロースター本体から、部材品のほか、 新規出店者のための店舗設計、内装工事 24時間アフターメンテナンスサービスも あり、トータルなサポートが充実していることが 高付加価値となっています。

2.財務体質がよい 自己資本比率が、79.6%で 有利子負債は1.5億円ですが、 有利子負債の目安である純利益(5.3億) の10倍以内に対して 負債はほとんどありません。 2022年に名古屋の新工場が完成したばかりで 大規模な設備投資をしていますが、 利益剰余金も積み上がっています。

*今後の可能性は?

・海外シェアの拡大 寿司、ラーメンなどは飽和している中、 焼肉の世界への普及はまだまだなので 期待ができます。 現在、現地法人が中国にあります。 台湾、北米、東南アジア、ヨーロッパ にも日本から輸出しています。 2022年に米国子会社は撤退していますが、 販路拡大を狙っています。 海外比率が増えることが より成長につながると 考えられます。現在海外比率10%。 4年後には20%を目指すと HPに記載があります。 (4年後がいつなのかが記載がなし) 202206現在は、海外シェア10%となっています。

・名古屋アミ洗浄工場建設による収益拡大 同社の売上比率は無煙ロースター販売比率が高いですが、 アミのレンタルサービスを拡充しています。 現在は福岡の洗浄工場で稼働していますが、 名古屋に新設することになりました。 まだ売上比率が少ないですが、 これを機に多くの受注に備えるのかと 思われます。 焼肉のアミは、使い捨てか、洗浄して繰り返し 使うかになります。お店で洗浄設備を持たず、 レンタルすることで、使用したアミをそのまま 返却し、洗浄されてまた使うことができ 店舗の負担軽減ができます。

*懸念点は?

製造工場が名古屋の1箇所しかないことです。 震災などで稼働が止まってしまう可能性は リスクとなります。 また、一定の競合は存在しているようです。

*その他

具体的な数値情報はほとんどありませんが、 売上高営業利益率は15%を目標としていること、 海外シェアを20%を目指しています。 (時期の記載は見つかりませんでした) 配当についても、 「業績を鑑みた安定的な配当を行うことを 基本に、配当性向を勘案しております」 という記載のみです。 社長は、2代目までが創業者で、 現在は安藤氏が2021年から就任しています。 同社は、IR活動が行われていないため IR資料はほとんどありませんが、 このような会社はHPなどがヒントに なることが多いです。

以上が定性分析です。

*参考資料 シンポ創業者 

山田武司氏インタビュー記事 https://news.nissyoku.co.jp/restaurant/grs-271-0012

総工費約19億円!焼肉ライクも導入する無煙ロースターの新工場がみよし市に誕生! https://youtu.be/eEaQ7to1IaM

202206 決算短信 https://shinpo.jp/wp-content/uploads/%E7%AC%AC52%E6%9C%9F-%E6%B1%BA%E7%AE%97%E7%9F%AD%E4%BF%A1-1.pdf

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