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秋の相場は要注意!9月・10月の売りの正体とは?

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この記事は、2024年9月6日に無料メールマガジンで配信したものです。

こんにちは。

株好きFPのかたやま りえです。

まだ暑い日が続きますが、

少しずつ秋を感じるようになりましたね。

8月5日の急落から

順調に日本株は上昇していましたが、

9月5日にまた大きな急落に

見舞われました。

日経平均は4.24% マイナス、

グロース株は4.23% のマイナスでした。

これは前日のアメリカで発表された

ISM 製造業景気指数の結果や、

半導体NVIDIAの株価の

大きな下落の影響を受けたものです。

それにしては大きな下げと感じますね。

毎日投資情報サイトでは

相場の振り返りとして

上げ下げした理由が

述べられていますが、

これらは結果論でしかありません。

なので、何度もお話ししていますが、

自分でリスク管理を徹底するのが

1番成果を出せるコツになります。

ご自身が決めた株価まで下がったら

売却をすることを徹底しましょう。

今日は、暴落の後に起こりえる

パターンの二番底と、

例年9月、10月は株価が下落しやすい

ことについてお話ししたいと思います。

まず、二番底とは、

1回目の大きな下落(今回は8月5日)の

一番底をつけた後、

株価が反発します。

その後、再び下落して

2回目の安値をつけます。

これが二番底と言います。

投資家の心理としては、

株価が1番底から上昇したことで、

前回高値で買ってしまった

投資家が買い値くらいまで戻ったことで

やれやれ売りをすることが考えられます。

その他にも、再び悪材料が出たことで、

株価が下落することが主な理由です。

また、9月は機関投資家と呼ばれる、

信託銀行や保険会社など大口の投資家が

中間決算のために売却することもあります。

10月はヘッジファンドと呼ばれる、

常にプラスのリターンを目指す

機関投資家や富裕層向けのファンドが

売却することも多いと言われています。

私たち個人投資家には、

コントロール外のことです。

やはり私たちは

自分で決めたルールで

リスク管理を徹底することが

賢明になります。

それでは、ステキな週末をお過ごしくださいね。