株式投資

株にタラレバは厳禁…だけど言わせて!気持ちへの対処法も伝授します

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こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。

決算ラッシュが続いていますね。2023年1月13日に2023年8月期の第一四半期決算を発表したプログリット(9560)が上昇を続けています。英語のコーチングサービスの会社です。この銘柄は、2023年新春後会社四季報でも目に留まり、ウォッチリストには入れていました。社長さんが某アナウンサーと結婚された事でも話題になっていましたし(株とは関係ないですが)、IR資料に目を通そうかなぁと思っていましたが、上場してまだ半年しか経っていないため、ロックアップ(大口投資家の売却制限)期間があること、他に英語関連の銘柄を保有していたこと、純利益ベースで年成長率9%とちょっと低いかなと、調べない言い訳を作ってそのままにしていました。そしたら先日の決算でサプライズが起こり、連日のストップ高に。こういう時、なんとも言えない気持ちになります。買っておけば…。タラレバなんですよね。たとえ、自分の保有株が調子が良かったとしても、華々しく目立つ銘柄はどうしてもよく見えてしまうんですよね。

これは、行動経済学で言うハーディング現象に当たります。みんなが保有している銘柄はよく思えてしまうということです。この心理に従ってしまうと、高値掴みしてしまう危険があります。もちろん買っておけばよかったなぁと言う気持ちはありますが、週足チャートでみると、13週移動平均線から大きくかい離していますので、今はエントリータイミングではありません。

焦って買わない対処法は、ハーディング現象を理解し、誰にでも心理的にそうなるということを受け入れることが大切です。焦って買っても、何も良い事はありません。まずはIR資料に目を通し、調整するのを待ちましょう。また、他にも良い銘柄はあります。あまり1つの銘柄に固執しないで、他にもあるくらいの気持ちで取引しましょう。

別の英語関連銘柄を保有しているので、この先この銘柄を買うかは分かりませんが、IR資料は目を通しておきたいと思います。同業者、他者とどう違うかを比較できますからね。

最近教育系の上場が多いですが、リスキリングをしている人は私の肌感覚だと、まだまだ少ないように感じます。でも、会社事態で学ぶためのプラットフォームを用意していることも聞きますし、個人的に学び直している友人もいます。少しずつ浸透してきているのかもしれませんね。